2月9日(月)ジャパンプレミア:舞台挨拶 イベントレポート

織田裕二をはじめとする総勢10名にも及ぶ豪華キャスト&監督&原作が舞台挨拶に集結。
“規格外の群像劇”への溢れんばかりの想いを語り尽くす!さらに、台湾・韓国での配信も決定!

 

 

梁山泊という志の集団を率いる“光を灯すカリスマ”宋江を演じた織田は、「宋江役といわれた時は、何かの間違いでは?と思った。というのも宋江は今までやって来たような“どこかいってしまいそうな男”ではなく“ただひたすらみんなの心の傷に絆創膏を貼っていくような男”なので。『星飛雄馬の姉か?』という気持ちでやっていました」と新境地を自負。

 

もう一人の頭領にして“叛逆の英雄”晁蓋役の反町について織田は「物凄く大胆な芝居を突然してくる。でもそれが面白い!それが彼にしか出来ない大胆さであり繊細さであり、その両面が反町晁蓋の魅了です!」と太鼓判を押した。一方、反町は織田について「プライベートでも仲良くやっています」と釣り&ゴルフ仲間だと明かした。

 

梁山泊随一の武人“天下稀代の槍使い”林冲役の亀梨は「撮影ではスケールの大きさを日々感じました」と目を丸め、「特に雪山のシーンは過酷でした。なかなかカットがかからず7、8分の長回し。演じるという以上のリアリティがあって、体の動きや表情などはまさしく林冲そのものになったと思います」と確信を込めた。

 

誇り高き血を引く義の武人・楊志役の満島は、本ドラマでのムードメーカーを自負しながら「僕は現場の熱量担当でした!」と笑いを挟みつつ、「このドラマは、キャストからスタッフ陣まで、細部にまでみんなの命が宿っているんです。なので、亀梨君の顔だけではなく細部をアップにして全部を観て欲しい!」と期待。

 

楊志の伴侶であり、慈愛と強さを併せ持つ希望の母・済仁美役の波留は、そんな満島の明るさに助けられた一人。「満島さん演じる楊志が傍にいて引っ張ってくれたので、朗らかに現場を過ごすことが出来た」とニッコリ。

 

梁山泊の前に立ちはだかる“梁山泊最大の敵”李富役の玉山は「キャラクターの奥深さからくる熱い人間ドラマが一番の魅力だと思います」と『北方謙三 水滸伝』の深みに力強く太鼓判を押していた。

 

乱世に翻弄されながらも梁山泊と深く関わっていくスパイ・馬桂役の松雪は「母としての側面もありますので、多くを語らずして信念を貫く様を丁寧に表現した」と熱演を振り返った。

 

梁山泊の運命に大きな影響を与える、武を極めし孤高の師・王進役の佐藤は、棒術のアクションを見どころに。「刀を使った立ち回りの経験はあるけれど、棒術はなかなかない。亀梨さんは若いから体が動く…ホント悔しい!」とジェラシー。劇中で佐藤とのアクションシーンをこなした亀梨は、「思い切りこい!」と言われた佐藤の懐の広さに触れつつ、「浩市さんとは20年前に共演して、そこからの関係性があるので良かったです。これが“初めまして!”だったら思い切りいけなかったと思う」と感謝した。

 

今回の壮大なスケールの連続ドラマ化に原作者・北方氏は「映像とは色々なエネルギーが集まって出来上がり、それが原作を超えるのか超えないのか、それが作者としての楽しみ。エネルギーに満ちた漢を描いている作品なので、演じる方々は大変な撮影だったと思いますが、私自身も完成した作品を観るのを楽しみにしています」と期待。

 

若松監督は「スケールの大きい作品なので当初は不安もあったけれど、それぞれの群像の一人一人に素晴らしいキャラがあり、それをここにいる役者の皆さんが見事に演じてくれた。織田君の大嫌いな夏など自然や気候に苦しめられた撮影でしたが、最後まで走り切ることが出来ました」と胸を張った。

 

さらには台湾・韓国での配信決定も発表され(※)、観客からの拍手喝采に織田は「本当に嬉しい!他の国にも広がってほしい」とワールドワイトな展開を祈念。最後は梁山泊を代表して「本当に大変な作品でしたが、でも新しい国を作ろうと考えたら、こんなの苦労じゃない。視聴者の皆さんも一緒に連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』を作るような気持ちで、最終話までお付き合いください」と呼び掛けた。

(※)
台湾:Hami Videoにて日本の放送・配信と同日配信
韓国:U+tvで初配信、その後放送局での放送予定(どちらも時期未定)